報道関係者各位
プレスリリース
2018年08月20日
デジタルソリューション株式会社
20年間培った流体解析技術でユーザ独自アルゴリズムの容易な組込を実現
デジタルソリューション株式会社(所在地:広島市安佐南区、代表取締役:上田 寛治、 https://www.digital-sol.co.jp )は、創業以来20年間にわたって培った流体解析技術の経験から、有限体積法による汎用3次元流体解析プログラムWildkatzeを開発しました。
従来の流体解析ソフトウェアは、ソルバの高度なカスタマイズが非常に複雑でしたが、本プログラムでは、ソルバ内部のほぼ全ての変数と設定へのアクセスをユーザー自身によるC++コーディングにより可能にしました。これにより、柔軟で高度なカスタマイズ性が実現され、ユーザー独自のアルゴリズムを容易に組み込むことが可能になりました。
Wildkatzeのご紹介
https://youtu.be/tVVcAxmc6_A
解析領域を分割し、ある領域ではLESモデル、別の領域ではK-ω乱流モデルといった異なる物理モデルを適用することが可能です。
物理モデルごとに異なるタイムステップスキームや、勾配計算スキームをそれぞれ選択することが可能です。
運動する構造体に伴う流れの解析を行う場合、構造体と周囲の流体に対して異なるメッシュを生成し、構造体のメッシュと流体メッシュ間をカップリングして計算を行います。
1年間無償(大学および研究機関の非商用利用に限る)
商用利用については、お問い合わせください。
本製品の詳細および主な仕様につきましては、専用ホームページでご確認ください。
https://www.digital-sol.co.jp/wildkatze
デジタルソリューション株式会社は、2018年9月3日~6日に大阪大学豊中キャンパスで開催される日本流体力学会の年会2018に本製品を展示します。実際にご覧ください。