溶接時の電流値を見える化
半自動アーク溶接では、設定した電圧(アーク長さ)条件はほぼ一定に保たれます。 ただ、電流条件は作業中の手の動きによるワイヤ突き出し長さによって変化します。 また、溶接中のトーチ保持角が変化することでもワイヤ突き出し長さが変わり、電流も変化します。 したがって、半自動アーク溶接でのこうした変化により、 溶け込みなどの溶接結果が変わるメカニズムをよく把握して溶接する必要があります。 このシステムを使用することにより、ワイヤ突き出し長さの変化による電流値の変化を確認しながら溶接作業を行うことができるため、技術の検証や指導に効果を発揮します。

取付加工不要な簡単接続設計
センサーの取付はご使用の溶接機に新たな加工は必要ありません。送給ケーブルに測定センサーを挟み込むだけで電流の測定を行い、すぐにご利用いただけます。

溶接中でも確認しやすいグラフィック
測定された電流値はスマートフォンでグラフィック化されヘッドマウントディスプレイに表示されます。表示グラフィックは4種類から選択でき、利用者の好みによって変更できます。
IoTを活用したウェアラブルシステム
溶接機に取り付けられたセンサーにより電流値を測定し、「溶接伝承マスター」を介してWi-Fi でスマートフォンに送信され、値をグラフィックに変換しスマートグラスに表示されます。
複数のデバイスに同時表示が可能
指導者にもヘッドマウントディスプレイをつけて指導を行うことにより、研修者の電流値を指導者も見ることができます。これによりこれまで不可能だった溶接中の技術指導が可能になります。 また、同時に4 台* のデバイスに情報を送ることができますので、複数の研修者に指導を行うことができます。
*使用環境やスマートフォンの性能により異なります
溶接伝承マスター×バーサタイル
Versatile とは
- 人間工学に基づいた「軽量」「ジャストフィット」フレーム
- 視力矯正用めがねの上から掛けられるオーバーグラスタイプ
- 視界を妨げないホログラム導光板ディスプレイ
- ワンタッチ デタッチャブル式光学ユニット「VT-001」(特許出願中)
- ユーザビリティに配慮した省電力設計